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タイトルはともかくかな~り久しぶりに更新します。
今回はガットについての豆知識(宣伝)です。
さて、もう西医体から一ヶ月もたちますが、
炎天下での厳しい夏練や西医体を乗り越えたガットをまだ張り替えていない人もいると思います。
ガットはもともと紫外線や熱に弱く、本来の弾性を失ってしまうものなので、夏も終わりとなるそろそろ、ガットの張り替えをご検討してみてはいかがでしょうか?
とまぁ露骨な宣伝なんですが、一般的にガットの寿命は3ヶ月と言われて、この期間を超えるとたとえあまりボールを打っていなくてもガット本来の性能やテンションは失われます。
正確に言うとガットというものは張った直後からテンションがゆっくりと落ちていくものなので、それが機能低下としてもろに感じられるのが大体3ヶ月後、という感じです。さらに熱や紫外線、湿気でその寿命は縮まるので、夏場は余計に寿命が短くなってしまいます。
というわけで、普段は切れないかぎりは張り替えない、という方も夏が終わったこの時期にガットを張り替えてみてはどうでしょう。
次に、ガット選びについてです。
中には、このメーカーのコレが一番とまで正確に自分に合うガットが分かる人もいるようですが、よく知らない人にとっては以下の漠然とした特徴をつかんでおくと、ある程度自分の求める性能ガットを考え易くなると思います。
1.ガットの太さ(ゲージ)
2.表面(形状)加工
3.ナイロンorポリ(orナチュラル)
1.ガットの太さ(ゲージ)
ガットの太さは様々で、大体直径1.35~1.10mmくらいの範囲で様々なゲージのガットが存在ます。
中間的なゲージは1.30~1.28mm(GOSENでいう「16、16L」)で、平均的な耐久性、反発、スピン性能を持っています。オールマイティですので、迷ったらこのゲージを選ぶといいと思います。
1.35mm(15)などはゲージの太いガットに部類され、高い耐久性があり、反発やスピンの発生は少なめです。ハードヒッターでガットがよく切れる人や、スピン過多にお悩みの人(そんな人いるんでしょうか)にはオススメです。
1.25mm(17 1.20mmが18)以下はゲージの細いガットに分類されます。基本的に細ければ細いほど、ガットの目の間にボールが食い込むのでスピン発生量が大きくなり、反発力も高まります。もちろん耐久性は低くなりますがポリ系素材のガットが広まってから、耐久性の高さを兼ね備えたものも出てきています。
1.30mmぐらいのガットを使っていて、もっとスピンをかけたいという人にオススメです。
2.表面加工
一般的なガットは断面が正円形ですが、最近では断面が多角形のガットや、わざと非対称に作られたガットがたくさん存在します。例えば、ブラックコード(断面が正五角形)やプロハリケーンツアー(正八角形)、アルパワーラフ(なんかでてる)レンコンデビルスピン(なんか沢山でてる)などがあり、これらの表面加工があると、ボールがガットに引っかかりやすくなるので、スピンが多く掛かるようになります。ゲージの太さに依存せずスピン量が増えるという点が特徴的です。
ちなみに、特に表記がないアルパワーなんかも実は断面が楕円形だったりと、表面加工については企業秘密との兼ね合いもあって最近よくわからなくなっています。困ったものです。
さて、ここで書くのが疲れましたので続きはまた次回の更新で。
おわり